WORK STYLE
総合職の仕事

自治体・地域連携

鉄道施設に関する
大規模計画の立案に向け、
各部署や沿線自治体と連携し、
ベストな計画をまとめ上げる。

総合職 鉄道技術 建築

所属部署の役割・使命
鉄道本部 計画管理部

計画管理部は、鉄道事業の全体総括を担う部署。その組織は、鉄道事業にかかわる業務・予算管理を担う「管理課」、鉄道事業の基本計画・事業計画・設備投資計画を立案する「鉄道計画課」、ダイヤに関する基本計画・実施計画を立案する「運行計画課」、そして大規模工事計画の立案や行政協議をおこなう「駅まち創造課」に分かれています。

01現在の仕事内容は？

プロジェクトの計画・推進に向けて組織やチームの力を最大化する。

私は現在、鉄道事業における大規模工事に関する基本計画・事業計画の立案や、行政協議・行政との関係強化を担う「駅まち創造課」に所属しています。そのなかで、従業員エンゲージメントの向上に向けた鉄道施設（事務スペース、夜勤の際の宿泊施設、休憩スペースなど）の建替・改修計画を立案する業務に携わっています。私の役割は、ベストな計画をつくりあげて推進すること。その実現においては組織横断的な課題も多いため、組織やチームの力を最大化させることが重要です。そのために私は、連携を強化すること、それぞれのメンバーが十分に力を発揮できる環境をつくること、それらを継続させる仕組みをつくることに努めています。特に、「連携を強化すること」においては、メンバーとの密なコミュニケーションが不可欠で、相手に合わせた伝達手段を選び、目的・効果・方針・優先順位などを見える化して、相手に十分に理解してもらえるよう心がけています。たくさんのメンバーの話を聞きつつ、論点を整理しながらベストだと思える方法を考え抜いて反映し、計画を立案できた時には、大きな達成感があります。

02仕事のテーマは？

思考力、判断力を磨いてグループの成長に貢献する。

現在の業務では、長期的な視点で「変えること」と「変えないこと」、「やること」と「やらないこと」を見極めて、最適な判断をすることの難しさを感じています。変化していく事業環境に柔軟に対応していくためには、冷静な判断のもと物事を見極めて、「やること」に注力することが重要で、その適切な判断を積み重ねていくことが当社の持続的な成長・発展につながると考えています。今はまだ、自分の考えやスキル・知識が足らずに、組織的な判断に至るまでに時間を要してしまうことがありますが、関係者との議論を通して、判断に必要な論点を迅速に整理できるよう、鉄道に関する専門的な知識だけでなく、幅広い分野のビジネス知識の習得にも努めながら、思考力・判断力を高めていくことを目指しています。

03西武鉄道ならではの魅力は？

課題意識を持っている人や、尊敬できる人が多い。働き方の選択肢が多く、キャリアアップのサポートが手厚い。

先輩・同僚・後輩に使命感や課題意識をもっている人が多く、人間性やコミュニケーション面においても尊敬できる人が多いことが魅力です。日々刺激を受けながら業務に取り組めています。また、自分らしく働くための選択肢が多く、そのためのサポートが手厚いことも西武鉄道の魅力の一つです。働き方に関する制度が充実しているので、自分の働き方を選びやすいだけでなく、過去の業務経験を活かしながら自分の考えでキャリアを切り拓いていけるように思います。実際に、現在の私の業務では、入社後2年間の現場での経験や、人財開発部で採用担当として人財開発・人財確保の重要性を実感した経験が活きています。教育制度も充実していて、キャリアアップのタイミングで研修を受けたり、ビジネススクールに通ったりする機会があることに加え、自主的なスキルアップを支援する講座も多数あり、一人ひとりのキャリアアップ・スキルアップをしっかりサポートしてくれます。

私のキャリアステップ

  • 業務を通して学んだこと
1～2年目

鉄道本部 運輸部　新所沢乗務所

駅係員、車掌を経験

  • ミスや事故を防止する組織的な仕組みの重要性を学ぶ
3～6年目

鉄道本部 運輸部　スマイル＆スマイル室

新規旅客誘致のための実施計画策定を担当

  • お客さま本位の考え方や、スケジュール管理におけるスピード感の大切さを学ぶ
  • 制約やリスクを踏まえた、関係者との調整・連携の難しさを知る
7～9年目

【出向】（株）西武ホールディングス グループ人財開発部

主任として西武グループの採用計画作成や選考試験の実施・運営を担う

  • 労働市場や社内状況に応じた計画の必要性を学ぶ
  • 数値データを活用した採用広報と採用プロセスを計画・実行
10年目

鉄道本部 運輸部　管理課

職能教育の計画・実施など、現業部門の組織運営管理を担当

  • 2,300人が所属する鉄道事業の組織運営の難しさを知る
  • コロナ渦での対応を経験
11年目

鉄道本部 運輸部　部長付

課長補佐として将来を見据えた「駅業務のスマート化」プロジェクトの立案を担当

  • プロジェクト実行に向けた課題や対応策案の整理を行う
12年目

鉄道本部 計画管理部　鉄道計画課

「駅業務のスマート化」「乗車ポイント」プロジェクト等の運営を担う

  • プロジェクト実行に向けた課題や対応策案の整理を行い、関係者と連携しながら推進
13年目～

鉄道本部 計画管理部　駅まち創造課

沿線自治体との連携や設備投資の長期計画策定を担当

  • 沿線自治体との連携や沿線不動産関連の法令等に関する知識習得に努める
  • ※内容は、取材当時のものです。