
鉄道と街の基盤を、
構想からかたちにしていく
総合職Yさん土木/ 2012年入社
JOB INTRODUCTION



鉄道の安全な運行と、沿線の街づくりを支えているのは、線路や構造物といった「土木の基盤」です。日々の維持管理から、大規模な改良工事、連続立体交差事業まで、土木部門の仕事は、鉄道と街の未来を見据えた幅広い役割を担っています。現場で培われる確かな技術と判断力、そして行政や地域、社内外と連携しながらプロジェクトを進める調整力。一つひとつの積み重ねが、走り続ける鉄道と、変化し続ける街を支えています。「いま」の安全を守りながら、「これから」の風景をつくる。それが、土木部門の仕事です。


INTERVIEW社員インタビュー

鉄道と街の基盤を、
構想からかたちにしていく
総合職Yさん土木/ 2012年入社
現場と行政をつなぎ、
工事を“前に進める”役割
Yさんは、土木部門の総合職として本社に所属し、現在は中井駅~野方駅間の地下化を伴う連続立体交差事業を担当しています。現場で工事を直接動かす立場ではなく、自治体との協議や社内調整を通じて、工事全体が滞りなく進むように整えることが主な役割です。工事の進捗状況や課題を整理し、必要な資料を作成しながら、現場と行政の間に立って調整を重ねています。

「工事を止めない」ための、
判断と調整の積み重ね
地下化工事は、場所によって進捗も条件も異なります。Yさんの仕事は、現場から上がってくる状況を把握し、それを関係者に正確に伝え、合意形成を図ること。突発的な事象が起きた際には、現場・施工会社・行政それぞれの立場を踏まえ、「どうすれば工事を止めずに進められるか」を考え、調整を行います。日々の業務の中心は本社での資料作成や協議ですが、現場に足を運び、自分の目で状況を確認することも欠かせません。

現場経験があるからこそ、見える判断軸
入社後、保線や構造物の維持管理、連続立体交差事業の現場を経験してきたYさん。その経験があるからこそ、机上の計画だけで判断せず、「現場で実行できるか」「利用者に無理がないか」という視点を常に持ち続けています。工事が完成するまでには長い時間がかかりますが、完成したときに街がどう変わるのかを見据えながら、今の一つひとつの判断を積み重ねていく。それが、Yさんが担っている土木総合職としての仕事です。

キャリアステップ
現場と事業の両方を知ることで、
土木の判断軸を広げてきた
Yさんは、保線の現場からスタートし、建設・事業・サービス領域まで幅広い経験を積みながら、「鉄道と街の基盤を、どう支え、どう更新していくか」を多角的に考える立場へとキャリアを広げてきました。土木の専門性に加え、利用者視点や事業視点を取り込んでいくプロセスが、現在の仕事につながっています。
入社1~2年目
保線の現場で、
鉄道の“基礎”を体で覚えるフェーズ
工務部 保谷保線所
安全は、現場の積み重ねで
成り立つことを知る
入社3~4年目
大規模工事に関わり、
土木のスケールを知る
工務部 連続立体交差化事務所
土木は、街を相手にする
仕事だと理解する
入社5~7年目
本社での業務を通じ、全体視点を獲得
建設部 建設課(本社)
現場の声を、組織の判断に
つなげる役割を担う
入社8~9年目
社外出向を通じて、事業視点を養う
プリンスホテル シンガポール(出向)
土木の仕事を、
事業全体の中で考える視点を獲得
入社10~13年目
人と街をつなぐ役割へ
運輸部 スマイル&スマイル室
インバウンド担当
土木の専門性に、サービスと
事業の視点を掛け合わせるフェーズ
入社14年目~現在
本社の立場で連続立体交差事業を推進
建設部 建設課
現場の声を、組織と行政の判断に
つなぐポジションへ

線路の状態を見極め、
鉄道の日常を支え続ける
専門職Sさん保線/ 2007年入社
線路の状態を、現場で正しく判断する
Sさんは、工務部保谷保線所に所属し、線路の保守・管理を担う専門職としてキャリアを積んできました。レールやまくらぎ、道床など、鉄道の「足元」となる設備を対象に、日々の巡視や測定データの確認を通じて、線路の状態を把握しています。保線の仕事で重要なのは、数値だけで判断しないこと。測定結果に加え、現場で見た微細な変化や、踏みしめたときの感覚、これまでの経験を総合して、「いま、この線路はどんな状態か」「どこまで手を入れるべきか」を判断します。わずかな変化を見逃さず、必要な手を早い段階で打つことが、列車を止めない安全につながっています。

現場全体を見渡し、判断する立場へ
現在のSさんは、副所長(現業管理職)として、現場全体を統括する立場にあります。人員配置、作業工程、安全管理、品質確認まで含めて、「この夜間作業をどう進めるか」「どこを優先するか」を判断する役割です。異常が見つかった際には、すぐに補修で対応するのか、後日の工事として計画に落とし込むのか。限られた作業時間の中で、初電までに確実に終わらせるため、判断のスピードと正確さが求められます。一つひとつの判断が、列車の安全運行だけでなく、ダイヤや利用者の信頼に直結する仕事です。

現場を任される専門職として
専門職としてのキャリアは、技術を深めるだけではありません。Sさんが大切にしているのは、「現場を安心して任せられる存在になること」。若手の作業を見守り、必要な声かけを行いながら、現場全体が落ち着いて動く環境をつくることも重要な仕事です。これまでの経験で培った判断力と責任感を土台に、線路が「当たり前に、安全に使われ続ける状態」を支え続ける。それが、土木(保線)専門職としてSさんが担っている役割です。

キャリアステップ
現場で経験を積み重ね、
線路の「当たり前」を守る立場へ
Sさんは、土木(保線)の専門職として大半を現場業務でキャリアを築いてきました。線路の状態を自分の目で見て、手で触れ、音や感触の違いを見逃さない。そうした日々の積み重ねが、現在の「現場を判断で支える立場」につながっています。
入社1~7年目
保線の基礎を現場で叩き込むフェーズ
工務部 保谷保線所 / 上石神井保線所
入社後は保線現場に配属され、軌道整備・点検・補修作業を通じて、線路の構造や保守の基本を一つずつ身につけていきました。
「なぜこの作業が必要なのか」
「怠ると何が起きるのか」を現場で体感
線路の安全は、日々の地道な作業の積み重ねで
成り立っていることを学ぶ時期
入社8年目
現場の中核として、判断力を磨くフェーズ
工務部 建設事務所
経験を重ねる中で、Sさんは作業者としてだけでなく、現場全体を見る役割を担うようになります。
「手順通りにやる」から「状況を見て判断する」へ
現場で求められる判断の重さと責任を実感する段階
入社9~16年目
管理視点を身につけ、役割が拡張
伊豆箱根鉄道(出向) / 工務部 施設課
グループ会社への出向を通じて、これまでとは異なる環境・体制での保線業務を経験。
「自分の現場」から「組織としての現場」へ
視野が広がる
保線をマネジメントの視点で捉える経験を積む
入社17年目~現在
現業管理職として、
現場の安全と品質を判断で支える
工務部 飯能保線所 / 保谷保線所 副所長
現在は現業管理職として、自ら作業に入る立場ではなく、現場全体を見渡しながら判断を行っています。
現場の声を受け止め、
「止めるべきか」「続けるべきか」を判断する立場
一つひとつの判断が、
線路の安全と信頼につながっている